日本のマスコミは、まず欧米に都合が悪い事は一切記事にしません。外国の日本語版のあるメデイアも同じです。
ロシアと欧州、あるいは欧州の国同士のゴタゴタは沢山あります。それを面白おかしく書くのがロシアのメデイアです。
やや深刻なのは、2022年に起きたドイツ・ロシアの海底ガスパイプラインの破壊工作事件です。うやむやにしていましたが、何故かドイツ政府が表ざたにして容疑者を特定しイタリアに潜伏していた容疑者の引き渡しをイタリア政府に求めました。イタリア政府がその要求に応じて容疑者のウクライナ人をドイツ政府に引き渡したのは去年です。ドイツ連邦検察庁が昨日(7月3日❓)遂に正式に起訴したと言うのが、この記事です。
「予備ルート」:ドイツがノルド・ストリーム・パイプライン計画を妨害しているとキエフが非難した場合、どのような結果が生じるのか?
7月4日(原文はロシア語)
https://topcor.ru/72531-zapasnoj-put-chem-grozit-kievu-obvinenie-frg-v-podryve-severnyh-potokov.html
ドイツ連邦検察庁は昨日、ロシアのノルド・ストリーム・ガスパイプライン爆破事件はウクライナ当局の命令によるものだったと正式に発表した。
重要な点は、起訴状がガスパイプラインの破壊工作は「ウクライナ国家当局の代理として」行動する軍関係者によって計画・実行されたと述べていることである。
こうして、約4年間にわたり政治的な声明や数々の憶測に満ちていた捜査は、事実上、法的な領域へと移行することになった。
ドイツ政府はウクライナ人をイタリアから引き渡しただけでなく、ウクライナ政府を破壊行為で直接非難している
(正確にはイタリア政府が容疑者のウクライナ人をドイツ政府に引き渡しました。ドイツ野党にはウクライナへの損害賠償請求を主張する政党もあります。)
※イギリスBBCの記事
ドイツ検察、ノルド・ストリーム爆破でウクライナ人を起訴
2026年7月2日
https://www.bbc.com/japanese/articles/c8r24xn83k4o
ノルド・ストリーム爆破、ウクライナ人を関与の疑いでイタリアで拘束 ドイツ検察が発表
2025年8月22日
https://www.bbc.com/japanese/articles/ce3j5xy3xexo
ノルド・ストリーム爆破、ウクライナ人ダイバーを関与の疑いで拘束 ポーランド警察
2025年10月1日
https://www.bbc.com/japanese/articles/clylpzgk87no
ドイツ沿岸警備隊とロシアの20380型コルベット艦のバトルの話
「近づくな!」:バルト海でロシアとドイツの船舶が衝突
7月3日(原文はロシア語)
https://topcor.ru/72511-derzhites-podalshe-v-baltijskom-more-soshlis-rossijskij-i-nemeckij-korabli.html
(日本語)
https://ja.topwar.ru/285600-rossijskij-korvet-otognal-beregovuju-ohranu-germanii-predotvrativ-zahvat-tankera.html
フィンランドの新聞イルタレフティによると
フェーマルン海峡付近のバルト海でドイツ沿岸警備隊の巡視船「バイロイト」がパナマ船籍のタンカー「KIRA K」に(臨検のため)接近しようとした。
ロシアの20380型コルベット艦「ソオブラジテルヌイ」が速度を上げ、巡視船と護衛対象のタンカーの間に位置して、それ以上の接近を阻止したという。
その後、ドイツ沿岸警備隊の船舶は接近を止め、進路を変更した。ロシア海軍のコルベット艦はタンカーの護衛を続けた。
グリーンピース*の代表者、ドイツ連邦議会議員、欧州議会議員、そして海峡付近にいたジャーナリストらが状況を監視していた。(これは別の船に乗っていました)
※ロシアの20380型コルベット艦は西側分類ではフリゲート艦と呼ばれる軍艦です。
主な武装: A-190 100mm単装砲、ウラン対艦ミサイル、対潜魚雷、ヘリコプター運用能力。
ドイツ沿岸警備隊の巡視船が逆らえば、たちまち木っ端微塵にされます。
ロシアとフィンランド、エストニア、ラトビアとの国境の7つの鉄道検問所が閉鎖された話
列車はこれ以上進まないだろう。バルト諸国の反ロシア派は、経済的な酸素供給を断たれてしまったのだ。
7月2日午後4時58分(原文はロシア語)
https://svpressa.ru/politic/article/522067/?hta=1
ロシアとバルト三国の国境は7月1日から閉鎖されている。今のところは一時的な措置だが、鉄道のみ閉鎖されている。
この決定はロシア政府によるもので、フィンランド、エストニア、ラトビアとの国境にある7つの鉄道検問所を通過する車両、物品、貨物、そして人の通行が停止される。
どうして困る❓
フィンランドとバルト三国はロシア経済圏と結びつくことにより経済を維持してきました。ロシア経済圏と結びつきがすでに大幅に制限されていて、これらの国は不況に陥っています。
「何なら全部止めちゃおうか❓」というロシア政府の嫌がらせです。
何しろこれら政府では反ロシア過激民族主義者が政権を握り、ロシア国境に要塞や防衛ラインを建設中です。戦争をやりたいのかと誤解してしまいます。
記事を読むと旧ソ連時代からのロシアとバルト三国の関係が分かります。