「OPS = 出塁率 + 長打率」
出塁率 = (安打 + 四球 + 死球) / (打数 + 四球 + 死球 + 犠飛)
長打率 = 塁打数 ÷ 打数
(塁打は、単打、二塁打、三塁打、本塁打をそれぞれ1、2、3、4として計算)
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大雑把に言うとOPSを上げるのに一番効果があるのは、長打率を引き上げることです。出塁率は、少々では上がりません。ヒットと四球の数を小まめに積み重ねる必要があるからです。
一方、長打率は比較的簡単に上げることが出来ます。長打を沢山打てば加速度的に上昇します。4月は翔平君のOPSは翔平君にしては大分低かったです。一時期は誠也の下でした。理由は簡単で長打が全然打てていなかったからです。最近、OPSが急上昇しているのは、長打が増えてきたからです。
私が打率は参考にすぎないと言う理由は、ここにあります。シングル・ヒットを少々打っても試合の勝敗には影響しないことが多いです。ランナーのいる場面で長打が出れば得点が入ります。ホームランなら確実に点が入ります。長打が得点に有効な簡単な理由です。
打率では翔平君は、12位です。しかしOPSでは2位までランク・アップしました。ここ2年はOPS1位が翔平君の指定席です。だから、今年は本当に調子が悪いな・と思っていました。しかし、毎年5月から6月にかけて調子を上げてくるのが翔平君の、いつものペースです。去年のように4月からハイ・ペースなのは珍しい方です。やっと、エンジンがかかってきたと言う事でしょうね。
しかし、まだ長打率が足りません。
長打率の計算式に使うのが「塁打数」です。去年は、塁打数でも圧倒的な1位でした。これも単純に長打が増えれば加速度的に増えます。ホームランを打てば+4。二塁打なら+2です。シングルは+1です。
だからOPSと塁打数を見ると、ほぼ調子が分かります。ここに打率はあまり関係がありません。打率が上がってもOPSへの加算は微々たるものだからです。翔平君に限らず、その打者の調子と打者としての実力を見るのに一番簡単なのは「OPS」と「塁打数」を見ることが分かりやすいでしょう。「OPS」は総合評価で、「塁打数」は強打者の度合いを表しています。
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アーロン・ジャッジが今年、メジャー最強のバッターであるのは、OPS・出塁率・長打率・塁打数を見ると良く分かります。2番の追随を許さない圧倒的な1位です。
アーロン・ジャッジのOPSが「1.263」
ナ・リーグ1位のピート・アロンソが「1.143」
ピート・アロンスのOPSも去年なら相当優れた数字です。
去年は、アーロン・ジャッジ「1.159」、大谷翔平「1.036」です。
去年、OPSが「1.0000」を超えたのは、ジャッジと翔平君だけです。
だから、今年のピート・アロンソは相当ハイレベルなプレーをしています。現時点の数字なら去年の翔平君以上です。これを1年継続できるかどうかは別の問題ですが。
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さて、次に鈴木誠也のOPS。
2023年OPS「.842」
2024年OPS「.848」
ジャッジや翔平君のOPSは、普通のバッターにとっては「別世界」です。
A(素晴らしい).9000以上
B(非常に良い).8334 – .8999
鈴木誠也は「B」のランクです。2年続けて「B」でした。
ナ・リーグのOPSランキングで13位~15位くらいに2年連続してランクインしています。1リーグ15チームですから15位以内は、各球団に1人の確率になります。つまり鈴木誠也のOPSは、非常に優秀です。2年連続で達成していますから実力です。一流のメジャー・リーガーと言えます。鈴木誠也に足りないのは、長打力です。それは塁打数を見れば分かります。メジャーの強打者は大雑把に300塁打を超えてきます。鈴木誠也は塁打数が250くらいです。これは長打が不足していると言う事を表しています。二塁打やホームランの数をもう少し上積みすれば、鈴木誠也も堂々のメジャーの一流の強打者です。今でもメジャーリーガーとしては一流ですが塁打数をもう少し増やすと一流の強打者です。
今年は、いいペースでホームランを打っていますから、今の調子なら30本を超えるかもしれません。去年が21本ですから、HRを9本加算すると単純計算なら塁打数が4×9=36増えます。250に足せば、286です。ここまで行けば、どのチームに行こうと主軸バッターです。もう、ほんの少しでそうなれますから今年は頑張って欲しいと思います。それが、カブスをプレーオフに導くでしょう。
鈴木誠也は、翔平君を別格にすると現役日本人最強の中距離バッターです。鈴木誠也なら一流のメジャーの中距離バッターになれると期待しています。
※その分かりやすい例
2024年、ドジャース打線の中心選手として活躍した・・・
ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス (32歳)
2024年、OPS「.840」、塁打数295、HR33、二塁打32、三塁打2
鈴木誠也
2024年、OPS「.848」、塁打数247、HR21、二塁打27、三塁打6
長打力の有る無しで、同じOPSでも塁打数はこれほど違います。誠也に足りないのは長打力です。特にホームランです。10本のホームランの差は、塁打数で40の差を生みます。これを二塁打で補うなら20本必要です。仮に誠也が二塁打で長打を補うなら「27+20=47」。47二塁打が必要になります。二塁打が年間50本程度の選手もいますから、不可能ではありません。しかし、誠也の打撃の特徴を考えるならホームランを10本増やす努力をした方が、いいと思います。
鈴木誠也が一流で、吉田正尚が並である理由は同じ理由によります。
故障して出られませんが、ほぼ1年稼働した2023年と試合数が少ない2024年の成績
2023年OPS「.783 」、塁打数「239」、140試合⇒C
2024年「.765」、塁打数「157」、108試合⇒D
そもそも162試合出場する体力がありません。
OPS評価
C(良い) .7667 – .8333
D(並 ) .7000 – .7666
吉田正尚は、ほぼ「並」の選手だと言う事です。しかも1年通して稼働する体力がなければ、選手としては能力にかけています。だから、DHか代打でしか使ってもらえません。吉田正尚くらいのレベルの選手がレギュラー争いをしているからです。おまけに守備が下手なのも評価を下げます。
「守備が下手、体力が不足している、長打力がない」
これでメジャーでレギュラーになろうとしても無理でしょう。
契約は、5年20億円です。とても契約に見合う内容ではありません。
その上、肩の手術をして復帰できないようでは、レッドソックスはどぶに金を捨てたようなものです。吉田正尚がメジャーに適応できない理由は、打率で考えているからだろうと思います。「OPS」で考えれば、もっと違う準備をして備えただろうと思います。「ヒットを打ちさえすれば、いい・・・」的な安易な考えかをしていたのではないか・と思います。
やはりメジャーでプレーしようと思うなら、メジャーを研究して準備することが必要だと思います。イチローや松井秀喜の時代とは違い、今いくらでも情報を得て研究することが出来ます。
投手は、多くの選手がそうしています。
千賀滉大、今永昇太、菅野智之
全員、初年度から活躍しています。それはメジャーを研究して準備しているから出来ることです。
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