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欧州(=ウクライナ)が目論む朝鮮半島方式の停戦は不可能&バンス副大統領の上院議員時代の和平構想<2025年9月4日

(1)欧州(=ウクライナ)が目論む朝鮮半島方式の停戦は不可能
朝鮮戦争は、アメリカ軍が介入し中国軍は義勇軍の形で参戦しました。
結局、どちらも優勢になれずに膠着状態に陥りました。その後、停戦交渉が始まりましたが毛沢東スターリンは一切妥協しようとはしませんでした。
1953年になりアメリカでは1月にアイゼンハワー大統領が就任し、一方ソ連では3月にスターリンが死去して両陣営の指導者が交代して状況が変化しました。共産主義陣営を主導してきたスターリンが死去したことで残された毛沢東は、ようやく戦火を収めることに同意した。ソ連の仲介で合意が成立しました。


朝鮮戦争で停戦が成立した大きな背景は、まず戦況が膠着状態になり泥沼化しつつあった事。二つ目が双方の指導者の交代です。どちらかに戦況が有利であれば、停戦は無かったでしょう。

 

ウクライナ紛争の場合は、現在戦況がはっきりロシアに有利です。だからロシアが合意するには、ロシア側の主張をある程度受け入れるしかありません。ロシア側の主張を全部拒否して、一方的な無条件停戦を求めたところで無意味です。一時的な停戦でなくトランプ氏とプーチン氏が折り合った和平の枠組みを作るしかありません。それが嫌なら戦場で決着を付けるしかありません。


欧州(=ウクライナ)の言い分は、「俺たちは負けているんだから、ロシアが戦争を止めるべきだ!」と言っているのと同じです。ウクライナが現在、優勢に戦いを進めているならこの主張をロシアが検討すると思います。
現在、戦場で勝ちつつあるロシアは「バカ言ってろ!」と言うに決まっています。
ロシアが言っているのは、「もう勝敗は決まっているのだから、和平を申し入れて来い」と言う事です。例えば何の合意もなしにプーチン氏がゼレンスキーと面会したところで、何も決まりません。だから、「モスクワに来るなら(会うだけ)会ってあげてもいいよ」と言っています。

違う言い方をするなら欧州(=ウクライナ)は、和平交渉をする心算は一切ないと言う事です。
と言う次第で戦争の当事者である欧州(=ウクライナ)とロシアが、何らかの合意をする可能性は現時点では、限りなく少ないと言えるでしょう。これを仮にトランプ氏が強引に停戦に持って行ったところで、理由を付けてまた戦争を始めると思います。


欧州(=ウクライナ)が即時無条件停戦を求めているのは、「ウクライナが劣勢で苦しいから少し休ませてくれ」と言っているのと同じです。
話が、ハチャメチャで言うべき言葉が有りません。

 

朝鮮戦争
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9C%9D%E9%AE%AE%E6%88%A6%E4%BA%89


(2)バンス副大統領の上院議員時代の和平構想
2024.09.15
ヴァンス構想はプーチンへの贈り物? それとも現実的な和平プラン?
https://grandfleet.info/us-related/the-vance-initiative-a-gift-to-putin-or-a-realistic-peace-plan/

2024.09.13
トランプ陣営の戦争終結アプローチ、ウクライナは中立と引き換えに独立維持
https://grandfleet.info/us-related/trumps-approach-to-ending-the-war-ukraine-maintains-its-independence-in-exchange-for-neutrality/

 

これは、ヴァンス氏が副大統領に就任する前でトランプ氏が大統領選を戦っている時期の発言です。この時点では、上院議員であり副大統領候補です。大体、これがトランプ政権の表には出てこない認識だろうと思います。
冷静に現状認識しており妥当な判断でしょう。これ以外に和平交渉をするのは、不可能だろうと思います。
<記事から引用>
ウクライナとロシアの間にある現在の境界線が非武装化地帯になる」
「この非武装化地帯はロシアの再侵攻を防ぐため厳重に強化される」
「この枠組みの中でウクライナは中立と引き換えに独立を維持することになり、これはNATOや他の軍事同盟にウクライナが加盟しないことを意味する」
「ロシアが現在占領している領土をウクライナが取り戻すことはない」
「この戦争を善悪論で捉え、ウクライナに対する米国の支援を『偉大な人道的使命』と見なすは誤ったおとぎ話のような考え方だ」
<引用終わり>

 

戦争は冷酷な現実であり負ければ、その結果が伴います。原因を言うならバイデン氏が一番悪いでしょう。二番目は、バイデン氏のそそのかしに乗ってロシアのレッドラインを超えたゼレンスキーです。三番目で、やっとプーチン氏でしょう。三番目は、イギリスのボリス・ジョンソンかもしれません。

 

結局、最後は「決着がつくまでやったら?」となるでしょう。
そうなれば無条件降伏になるから、今止めろとトランプ氏は言っています。

 

 

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