(1)ドジャース投手陣VSブルージェイズ打線
ブルージェイズ投手陣はやや弱体です。だからブルージェイズ打線が、どの程度ドジャース投手陣から得点出来るかが勝負を分けると思います。
ただ、ブルージェイズ打線は強力投手陣とは対戦していません。この点、ナ・リーグは投手陣の強力なチームが、ドジャース・フィリーズ・ブルワーズと3チームあります。
果たしてドジャースの強力先発陣からどの程度点が取れるか❓
ブルージェイズ打線が大量得点して勝っている試合は全部、相手チームの先発が崩れた試合です。そう考えると得点するだけでは足りず、先発を2人ノックアウトする必要があります。僅差で後半勝負に持ち込んでもドジャース打線はしぶとく得点してきます。リリーフ陣は明らかにドジャースが上です。ブルージェイズが勝利するためのハードルは、かなり高いと言えます。
ブルージェイズ打線の特徴は、打率の高い打者が多く、しかもその打者が得点圏打率も高い点です。チャンスが出来ると30%程度の確率で得点を入れています。PSでは、ホームランも打っていますが基本的にタイムリーを連ねてビッグイニングを作る事の出来るチームです。
これは、ブルージェイズの監督がチーム戦術として全員に徹底指導しているのだろうと思います。いわば、スモールボールとビッグボールの中間の戦術です。得点圏確率を求める以上、盗塁も少ないです。
この点もドジャースと似ています。つまり、どっちも実は似たような攻撃をします。
スモールボールを徹底しているのがブルワーズです。スモールボールの欠点は、得点が少なくなる点にあります。
そのためドジャースとブルージェイズは、スモールボールとビッグボールの中間の攻撃をします。余り小技を使わずランナーが出たらヒットか四球でランナーを進めようとします。ランナーが貯まると高い得点圏打率が生きてくると言う仕組みです。
最後のマリナーズ戦もそうでしたね❓
マリナーズはソロHR2本で2得点です。3併殺でチャンスを3回潰しました。
ブルージェイズはランナー2・3塁で3ランHRで試合をひっくり返しました。
ブルージェイズの試合運びは、大体こんな感じです。
ドジャース投手陣としては、ランナーを貯めない得点圏でヒットを打たせない工夫が必要です。逆にドジャース投手陣がブルージェイズの出塁を少なくすると、ブルージェイズは攻撃のきっかけを作れないと思います。
こうなるとブルワーズ戦と似たような展開が予想されます。ドジャースは、そうしたいし、ブルージェイズは、そうされたくありません。
10月21日ブルージェイズ4ー3マリナーズ
10月20日ブルージェイズ6ー2マリナーズ
10月17日ブルージェイズ8ー2マリナーズ
10月16日ブルージェイズ13ー4マリナーズ
10月9日ブルージェイズ5ー2ヤンキース
10月6日ブルージェイズ13ー7ヤンキース
10月5日ブルージェイズ10ー1ヤンキース
ボー・ビシェット 打率.311得点圏打率.381
ジョージ・スプリンガー 打率.309得点圏打率.330
ウラジーミル・ゲレロJr. 打率.292得点圏打率.307
アレハンドロ・カーク 打率.282得点圏打率.315
アーニー・クレメント 打率.277得点圏打率.277
アイザイア・カイナーファレファ 打率.262得点圏打率.282
マイルズ・ストロー 打率.262得点圏打率.247
タイ・フランス 打率.257得点圏打率.297
ネーサン・ルークス 打率.255得点圏打率.333
アディソン・バーガー 打率.243得点圏打率.295
(2)ゲレロの不思議な打法とは❓
ゲレロについては、これまで不思議に思っていたことがあります。
ゲレーロはデビュー3年目の22歳の2021年に48HRを打ってホームラン王に輝いています。翔平君が46HRを打ってブレイクした年です。だから、飛んでもないホームラン打者が出てきたと思いました。ところが、その後ゲレロはホームランを打つのを止めてしまいました。
どうしてかな❓と不思議でした。
スポニチの記事にそのヒントが書いてありました。ホームランを打つための打法をしていません。
2021年打率.311、ホームランも凄かったですが打率もいいです。
2022年打率.274、2023年打率.264。
HRを打つための打法は、ゲレロの本来の打法とは違うのだろうと思います。
だから、打率が落ちたのでしょうね。
どうしてゲレロはホームランより打率を重視するのか❓
ゲレロはお父さんの「ブラディミール・ゲレーロ」を目標にしているのかもしれません。
メジャー通算16年、生涯打率.318、生涯OPS.932
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%83%87%E3%82%A3%E3%83%9F%E3%83%BC%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%82%B2%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%83%AD
ゲレロ少年はお父さんがプレーする姿を見て憧れて子供のころプレーしていたのではないかと思います。「ブラディミール・ゲレーロ」はホームランも多いですが、アベレージの良い強打の中距離ヒッターです。「ブラディミール・ゲレーロ」の打法が、今のゲレロJr.の打法ではないか・と思いました。この点は確認していません。
「お父さんのようになりたい」と言う気持ちは、今でも強いのかもしれません。
「ブラディミール・ゲレーロ」の生涯打率は「.318」ですから、ゲレロJr.にとってはHRより打率の方が大切なのかもしれません。
ゲレロの不思議な打法とは❓⇒日本の打法と同じです。
フライボール革命以降、メジャーの打者はアッパースイングが普通になりました。
長打を優先すれば、アッパースイングでフライを打ち上げるスイングが有効なのは当然です。
しかし、アッパースイングには欠点もあります。
シュワバーHR56打率.240得点圏打率.255
ローリー HR60打率.247得点圏打率.237
無理にホームランを狙えば、打率は下がります。その上、得点圏打率まで低ければ、それがチームの勝利に貢献しているかは疑問の残るところです。
それならHRは、ほどほどでも打率を上げて得点圏打率をさらに上げた方が、チームの勝利に貢献できるのではないか❓
この難問をクリアしているのは、ジャッジだけです。
【ジャッジ HR53打率.331得点圏打率.340】
ローリーやシュワバーとは全然違うでしょう❓
だからゲレロは打ち方を使い分けていると思います。確率が欲しい時はレベルに近いスイングをし、長打が欲しい時はアッパー気味に打っていると思います。22歳の年にHRを48本打っている打者ですから打とうと思えば30本以上は楽に打てるでしょう。でもアッパーは自分の本来のスイングではないから、普段はレベルで打っているのだろうと思います。
ホームラン全盛の時代にホームランに拘らない珍しいバッターと言えます。
その記事。凄いタイトルですが、単にアッパーでなくレベルかダウンで打っていると言うだけの話です。
これを見ると日本人野手がメジャーで通用しにくいのは、打法の問題ではなく単純に体力が足りないと言う事のようです。もっと基礎体力を鍛えなさい!と言う事です。
「すべてのルールを壊す」理論破りのスイング ブルージェイズ・ゲレロの特筆すべき打撃メカニズム
[ 2025年10月23日 12:57 ]
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/10/23/kiji/20251023s00001007106000c.html?page=1
ドジャース強力投手陣に挑むブルージェイズ最強打線! 両極端の特徴がぶつかり合うWSにカナダメディア注目、シリーズを左右するトロントの“粘り強さ“とは
2025.10.24
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=103944
「スイープ vs第7戦勝利」WSは史上5度目の構図に! 歴史が示す“7戦組ジンクス”は続くのか、破られるのか?
2025.10.23
https://thedigestweb.com/baseball/detail/id=103905
WS第1戦先発のスネル「間違いなくキャリア最大の試合」 強打線対策は「1週間後なら話せるかも」
[ 2025年10月24日 08:27 ]
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/10/24/kiji/20251024s00001007125000c.html?page=1
大谷翔平 初戦の対戦相手・22歳新人右腕は「投げ方も含めて、独特」 先勝へ「まずは出塁すること」
[ 2025年10月24日 06:28 ]
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/10/24/kiji/20251024s00001007107000c.html?page=1
BジェイズWS第1戦先発は22歳のルーキー右腕 デビューから1カ月の大役に「最初に彼女に電話をした」
[ 2025年10月24日 04:41 ]
https://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2025/10/24/kiji/20251024s00001007085000c.html?page=1
※トレイ・イエサベージは去年ドラフト指名されて、今年の9月15日にメジャーデビューした、ピカピカの22歳のルーキーです。先発がまるで足りないので苦肉の策でルーキーをデビューさせました。レギュラーシーズンは2試合しか先発していません。
ポストシーズンは、これが4試合目だと思います。
多分、ブルージェイズの頼りない先発の中では、監督の信頼が一番厚いのでしょうね❓
それにしてもシュナイダー監督も、いい根性をしています。
イエサベージ君に好投させてあげたい気がします。
翔平君、先頭打者HRは勘弁してあげて❓❓❓
(2巡目なら、いいよ・・・)
家なき子のイエサベージ❓
聞くと気の毒だけど笑えます。
今季は1Aからのスタートだったそうです。1A+~2A~3Aと三段飛びで出世して
メジャーに昇格したのが9月15日だそうです。そこから直ぐにポストシーズンですから家を探す暇など有るはずもありません。やむを得ずトラックの荷台を居住スペースとするモバイルハウスに住んでいるようです。
「今の私のトラックを見てください。まるでトレーラーハウスみたい。荷物をまとめて、スーツケースには必要なものだけを入れています」
と言う超「お気の毒」状態です。
ワールドシリーズが終わるまで、こんな状況が続くのでしょうね❓
ワールドシリーズが終わったらトレイ・イエサベージが一番先にやる事は家探しのようです。
それでもPSで3試合投げて2勝していますから、余り気にしていないのかもしれません。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
※カテゴリー別URLのご紹介(リンク埋め込み)
(カテゴリー)「アメリカ合衆国」
(カテゴリー)「ヨーロッパ」
(カテゴリー)「アフリカと中東」
(カテゴリー)「ロシアと周辺国」