「北の山・じろう」よもやま日記(goo blogからお引越し)

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(ウクライナ最高議会)ユリア・ティモシェンコ氏に関するTASS通信の記事<2026年2月2日

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共産主義から民主主義体制に移行する過程で旧共産主義国家では、腐敗と汚職の構造が生まれました。多くの国では一応の法の支配が確立して腐敗と汚職の構造は、かなり排除されました。ウクライナとロシアは、腐敗と汚職の構造が今も残っています。それでもロシアは新興財閥から権力を取り上げて政治権力に組み込むことに成功しました。現在はウクライナ紛争を利用してロシア国内の腐敗と汚職の構造の摘発を熱心に行っています。TASS通信には毎日のように、「誰が逮捕された!いくら横領した!誰が投獄された!」と言うような記事が普通にあります。ロシアの社会の隅々まで腐敗と汚職の構造が蔓延していたことが分かります。

 

一方でウクライナは、腐敗と汚職の構造が固定化されて社会の上層部が収益を得る便利な道具となりました。少なく見ても外国から支援される部分の10%~15%は闇に消えます。実際は、もっと多いはずです。戦争を続けるほど10%~15%の収益が得られます。入ってくる資金が10兆円の単位ですから旨味が分かると思います。

ユリア・ティモシェンコ氏は、その典型的な政治家と言えます。時の政権により汚職の犯罪者となり、あるいは民主化の旗手となります。ウクライナの有力政治家の多くは、全部同じです。前大統領のペトロ・ポロシェンコ氏(現国会議員)は有力新興財閥のオーナーです。その前の大統領のヴィクトル・ヤヌコーヴィチ氏は親ロシア派有力新興財閥のオーナーでした。

つまりウクライナは独立以来、有力新興財閥が政治を支配する国家です。有力新興財閥が自分たちの既得権益を守るためには腐敗と汚職の構造がある方が、既得権益を守りやすいです。そのため有力新興財閥が政治を支配する構造も残っていると言う頭の痛くなるような堂々巡りがあります。

2014年クーデターは、アメリカが計画し資金を提供して親アメリカ政権を作るために実行されました。その後、出来たキエフ政府はアメリカの傀儡政権と言えます。アメリカもウクライナの腐敗と汚職の構造は十分、知っていましたから一定の歯止めは有りました。(アメリカ議会の厳しいチェックがありました)

ところが、2022年にウクライナ紛争が起きた後は「何でも良し!全部良し!」になりました。ウクライナの腐敗と汚職の構造に全く歯止めがかからなくなり、戦争利益獲得マシーンが暴走して止まらなくなったのが、現在のキエフ政府です。

バイデン氏が気が狂ったように武器と資金をキエフ政府に注ぎ込んでキエフ政府を支援したからです。今は、欧州がそれを肩代わりしてキエフ政府を支援しています。

 

アメリカがキエフ政府への歯止めとして密かに作ったのが、NABU(ウクライナ国家汚職対策局)だったようです。最近までそんな事は知りませんでした。しかしNABUはウクライナの政府機関でありながらキエフ政府の権限外で活動しています。キエフ政府は去年の7月に法律を作ってNABUの活動を止めようとしましたが、たちまち欧米と何故かウクライナ国内で大反対が起きて、NABU骨抜き法は、直ぐ廃止するしかありませんでした。

(多分アメリカ政府の支援を受けて)息を吹き返したNABUが11月に開始したのが「ミダス作戦」です。その活動は(多分アメリカ政府の指示を受けながら)今も継続しています。

詳しく書いた過去日記

ウクライナ政界の腐敗汚職の捜査と今後のウクライナ政界の動き<2025年12月8日
https://point-site-play.hatenadiary.jp/entry/2025/12/08/232542

その一環としてユリア・ティモシェンコ氏が自宅の家宅捜索を受け、逮捕拘束されました。保釈金を支払い一定の条件付きで保釈されたと言うのが、これまでの流れです。

そう言った、欧米のマスコミは絶対に書かない込み入った裏事情を「他人の!」TASS通信が「大っぴら!」に記事にしています。念のため「パベル・クハルキン氏」の個人的見解だと逃げを打っています。ロイターも良くやる方法(責任逃れ)です。

簡単に翻訳文が読めますから、ご自分で読むと【欧米のマスコミは絶対に書かない込み入った裏事情】が、良く分かると思います。

中国やロシアのボロを読むときは、欧米のメデイアの記事を読みます。

欧米のボロを読むときは、ロシアのメデイアの記事を読みます。

こうすると双方のボロが分かります。

 

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Крестная мать украинской коррупции: Тимошенко снова подрывает репутацию Киева в Европе(TASS通信、ロシア語)
ウクライナ腐敗のゴッドマザー:ティモシェンコは再びヨーロッパにおけるキエフの評判を損なっている
ウクライナにおける最近の汚職スキャンダルについて語るパベル・クハルキン:メディア技術者、ジャーナリスト、ブロガー)
1月28日午後7時30分
https://tass.ru/opinions/26270679

旧正月の前夜、ウクライナ国家汚職対策局(NABU)がバトキフシチナ派の長であるユリア・ティモシェンコの自宅を捜索した。
この機関は独立機関とされているが、実際には海外、具体的にはアメリカ合衆国の傀儡に従属している。
ティモシェンコへの打撃はゼレンスキーへの打撃でもある。
NABUはウクライナ大統領の側近を積極的に標的とし、次々と人物を排除している。
(アンドリー・イェルマークとティムール・ミンディチ)
ゼレンスキー大統領は長らく、いわゆる単一多数派を維持できていない。
全ては、個々の議員や政党への圧力、そしてウクライナの伝統的な賄賂によってのみ支えられている。
ちなみに、ティモシェンコ氏はかつてNABU反対票の採決を支持していた。
彼女はおそらく自ら交渉を迫られるだろう。今回はFBIを代表とするアメリカ側と。
ジョー・バイデン大統領の肩に担がれ、最も聡明で、優しく、誠実な人物として崇拝されていたゼレンスキー氏は、新ホワイトハウス政権によって粉々にされつつある。NABUとSAPは(FBIの支援を受けて)この汚職の巣窟のベールを剥ぎ取った。
<結局どうなるのでしょうか?>
それでも、今日のウクライナの政治家がラザレンコと同じ道を辿る可能性は低いでしょう。
当時のウクライナソ連崩壊後のまだ若い共和国で、野心的で腐敗した官僚が西側諸国の計画を時折妨害していましたが、今は上からの命令なしには世界的な成果を上げることのできない植民地です。そのため、やり方も異なります。 

政治家を政治的犠牲者と宣言するか、ウクライナにおける汚職で告発するかは、状況と西側諸国の政治的優位性にのみ左右される。
米国に関しては、いずれ国内問題に焦点を移す可能性もあるが、今のところは、ウクライナの指導者とその一味が軍事行動を装って今後数年間にわたりアメリカの資金を横領するのを阻止することに全力を尽くしているようだ。
トランプ大統領が1月中旬に、ウクライナ紛争の解決が遅れているのはまさにキエフの立場のせいだと指摘したのは、決して偶然ではない

いずれにせよ、私の意見では、ウクライナの腐敗は根絶不可能だ。今日、彼らは腐敗撲滅を装って「マイダン」に資金を提供しているが、明日には「マイダン」の後に来た者たちをその罪で投獄している。

 

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