※最近、特に思うのは日本の政治家とマスコミには、外国や国際政治に対する知識が無さ過ぎる・と言う点です。
これは、学者や研究者、評論家や自称専門家にも見られる欠点です。
知らないから海外マスコミの情報を垂れ流したり、ネットで検索できる知識や情報に頼ろうとします。
結果として、沢山ある情報や意見に頼ることになります。あるいは、「長いものには巻かれろ」式になります。
だから今の政治家やマスコミは、ほぼ「米民主党とヨーロッパ左派の代弁者か使い走り」のようになっています。
日本の知識人の劣化は、とてつもなく酷い状況にあると言えるでしょう。
理由は、レベルの高い研究者や学者の意見や見解を聞こうともしないし、探そうともしないからです。
安易にそこら辺で何となく目立っているあるいは有名な、名前を知られている自称専門家に意見や見解を求めます。
この「何となく目立っているあるいは有名な自称専門家」は、大抵の場合「御用筋」です。
こういった人々とマスコミが、【「米民主党とヨーロッパ左派の代弁者か使い走り」のような言論空間】を作り出しています。
そのため「大政翼賛会的世論」が、形成されることが多いです。
悪く考えると「大政翼賛会的世論」を形成するために、【御用筋の自称専門家たち】を動員しているのかもしれません。
【篠田英朗:教授が解説するトランプ外交とは❓】
下記の記事がアメリカの国際政治的外交の理論を分かりやすく説明しています。
なるほどな・と思いました。ポイントは、箇条書きで抜き書きしましたが実際に記事を読んでください。
やはり、直接読むのが一番良いです。
現代ビジネス
東京外国語大学教授:篠田 英朗
履歴とバックナンバー
https://gendai.media/list/author/hideakishinoda
「トランプの外交」を理解するために絶対に欠かせない「モンロー・ドクトリン」に対する「誤解」と「三つの特徴」
2025.03.21
https://gendai.media/list/author/hideakishinoda
(一部、抜粋箇条書き)
トランプ外交の姿勢
相互錯綜関係回避原則、大陸主義、明白な運命論
不介入主義
「新世界」は「アメリカ・ファースト」にそって、解釈され、運用される。
明白な運命論と、排外主義的な純潔主義は、当然、両立する。
内政面のみならず、外交面においても、宗教文化的に不寛容主義の姿勢をとる場面があるだろう
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初代大統領ジョージ・ワシントンの有名な離任演説
フランス革命と、その後のヨーロッパ大陸全体の騒乱に直面したが、徹底して不介入主義を貫いた
1823年当時の米国大統領ジェームズ・モンロー
一般教書演説の内容
アメリカはヨーロッパに介入しない+だからヨーロッパ諸国も西半球の「新世界」の事柄に介入しないでほしい
ヨーロッパ列強が中南米諸国の事柄に介入する場合には、アメリカは断固としてそれを阻止する
「相互」の「錯綜関係」を「回避」するという外交原則
ヨーロッパ「旧世界」と、西半球「新世界」が、相互錯綜関係回避原則を適用する単位として設定された
(地政学理論の始祖ハルフォード・マッキンダー:1919年の著書『デモクラシーの理念と現実』)
イギリスとアメリカは、「植民地」「大陸」「島国」の三段階を通過する類似した歴史を持っている
アメリカの外交姿勢が本当に変化したのは⇒
第二次世界大戦後の覇権的な国力を背景にして、冷戦を開始して世界的な規模で共産主義諸国と対峙すること決断したとき
20世紀の冷戦時代のトルーマン・ドクトリン
アメリカは「新世界」を事実上「自由主義陣営」と言い換えて、解釈運用
拡張主義
アメリカは神に選ばれた特別な国だ、という選民思想
「明白な運命(manifest destiny)」論
参考書籍
中嶋啓雄『モンロー・ドクトリンとアメリカ外交の基盤』[ミネルヴァ書房、2002年]
チャールズ・A・ビアード[開米潤]『大陸主義アメリカの外交理念』[藤原書店、2019年]
山岸義夫『アメリカ膨張主義の展開:マニフェスト・デスティニーと大陸帝国』[勁草書房、1995年]
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<※筆者の指摘する対応ポイント>
冷静に分析的に把握することは、むしろ適切な批判や距離の取り方を識別するためでもある。
逆に言えば、安易な愚弄や軽蔑は、正しい批判も生み出さない。
それは、結果的には、われわれの対応の不備にもつながるだろう。
特異な性格を持つ大統領であるからこそ、冷静な分析をする視点が、いっそう強く求められる。
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(引用終わり)
書くと長くなるので、今日はこれで終わりです。記事を読んでください。
篠田教授の指摘する対応ポイント?
キッシンジャー教授の名言に、似ていませんか❓
【ヘンリー・キッシンジャー「アメリカの友人になることは致命的だ」の言葉を、また証明したアメリカ】
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/5ca70f5f3bfe5ef9fdf1c99dff181e1b
※篠田教授のバックナンバー
(参考になる記事が多数あります。そう言えば篠田教授の記事は過去にも紹介したことがあります。)
https://gendai.media/list/author/hideakishinoda
※関連日記目次
項目「アメリカ合衆国」の目次④
https://blog.goo.ne.jp/kitanoyamajirou/e/6ea78b12b6512e36fbdc6eebd50f97ce